第2回 東京国際スポーツメディスンイノベーションフォーラム

昨日ので、脳振盪に関する最新知識のアップデートと眼球運動を使った脳振盪のチェック方などとても興味深い内容で勉強になりました。
昨年のAAOの脳振盪の内容と同じ内容も多く聞かれました。
AAOの方が情報が早いかも。もっとも補足された部分も多かったですが。

オステオパシーは脳振盪の予後にアプローチすることはとても多く行われています。ただそのアプローチと結果に関するエビデンスがあるのかと言われればなかなか難しいところです。
特に頭蓋オステオパシーは微細な触診能力がメインになってきますので、人間の感覚に検査機器が追いつくのは相当大変です。

日本で脳振盪に対しては安静意外ないと言われていたのが随分と変化してきましたが、実際に手技的な介入はとても少ないです。

オステオパスでも脳振盪に詳細な知識と理解をもって、脳振盪の影響が残っているのか判断できる人は殆どいないことでしょう。

脳振盪をチェックするピッツバーグ大学の先生の眼球運動を使った脳振盪の検査などはとても有効な検査であると思いました。

こういった検査での眼球運動の結果を介入後と比較することで、ある程度客観的に効果が分かるのではとも思います。

眼球の動きを可視化する機械なども企業が展示していました。

ただ正常時のベースラインの測定や、検査に慣れておく、をどうするか大きな問題でもあります。

また重要なのは脳振盪から競技に復帰させることだけではなく、なぜその人が脳振盪を起こすことになったのか競技スキルや体幹のポテンシャルがとても重要な要素でそこを改善させないと脳振盪を減らすことは出来ない!
トッププレーヤーほど脳振盪の発生は少ないってのが印象に残っています。

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です