東京スポーツ整形外科研究会

22日土曜日は第15回東京スポーツ整形外科研究会に参加してきました。毎年一回今年で3回目の参加です。
プログラム1「ランニング障害」のパートで順天堂の桜庭先生の疲労骨折の公演がとても興味深い内容でした。
女子アスリートで無月経での疲労骨折が多いと学んできましたが必ずしもそうでない事が話されていて言い切れない事が分かりました。
しかも追い込んだ練習から無月経になって将来妊娠に影響するのか?も意外に影響は少ないと今までの知識やイメージが実際のデータとは違うことが分かりました。
また疲労骨折の診断にMRIが有効と思っていたが必ずしも全ての骨に有効ではないとのことで、骨シンチグラフィーを使っていたりしているようです。
骨シンチってガンの骨転移の検査に使うものだと思っていました。
X-ray・CT・MRI・骨シンチそれぞれの利点を理解して使いこなす知識をもったドクターに診てもらうと早期発見が出来るんでしょうね。
プログラム3「スポーツによる膝関節外傷に対する外科治療」でのACL再建で、BTB腱(膝蓋腱骨付き)とSTG腱(半様腱、薄筋)で競技種目によって選択をしているのか?
BTBを行った時の大腿四頭筋の伸展筋力低下や伸展可動域の減少(膝蓋骨低位)などの影響も考えてのかななど興味深い質問もありました。
我々オステオパシーを訪れる方は手術した方が良いのかの状態の方と術後可動域が戻らずの方が多いかなとと思います。
いつ頃行ったOPEなのかや方法など知っていればアプローチも当然変わってきますので、やはり知識は必要なのでこのように勉強出来る場はありがたいです。

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です