パーカッションハンマーの原理

オステオパシーで唯一使われている機械はパーカッションハンマーである。
故Robert Fulford,D.O.が発案したテクニックで「いのちの輝き」に紹介されている。
故Robert Fulford,D.O.はオステオパシーもエネルギーへのアプローチにももっと注目すべきでることを語っていた。

Robert Fulford,D.O.はコラーゲンにはPiezoelectrical(圧電体、圧電気)の電気を通す性質が有ることに着目していた。コラーゲンは骨や筋膜などの成分でもある。
精神的なトラウマや物理的なトラウマどちらもこの電気的な流れを阻害することになる。

オステオパシーの創始者であるA.TStillの言葉で「体内で知り得る限り最高の成分は、脳脊髄液である。力の中で知り得る限り最高の理法は電気である。知り得る限りの最高の原理は命である。」と語っていた。

ミッチェルファミリーのMET国際セミナーで習った骨内ストレインなども、骨への圧力や牽引力によって骨内部の電気的な刺激が即座に変化して柔軟になり、形まで変化することを学んだ。
これも骨を構成するコラーゲンのPiezoelectricalによるものなのだろうと思われる。

物質や思考など全ての物は電磁エネルギーがあり振動がある、動物など飼い主の帰宅が分かるのはこの固有の振動を感じるからとも聞いたことがある。

人間は電気を帯びた流れで波打っており、これがCRI(クレニオ・リズミック・ インパルス)などにもつながるのかもしれない。
CRIの解明は未だ謎であることは頭蓋ベーシックテーブルトレーナー養成セミナーを受講して分かった。

精神的・身体的なトラウマによって、電気を帯びた流れが妨げられている部分が放つ振動を触診によって探し出し、その振動に共鳴させるようにパーカッションハンマーの振動数を微調整させコラーゲンのPiezoelectricalを変化させ流れをスムーズにすることがパーカッションハンマーの目的である。

故Robert Fulford,D.O.の弟子であったザッカリー・コモーD.O.にパーカション・ハンマーの使い方を教わったとき、共鳴を作り出すアプローチとVF心室細動のような状態の振動数をAEDのショックで正常に戻すような感じで、高い振動数を与えてリセットさせるような使い方も有ることを学んだ。

パットの圧力と周波数、思考エネルギーなど多くの要素によって、パット側からモニターしているところとの間の変化を感じてリリースさせている。
今まで頭蓋ベーシックテーブルトレーナー養成セミナーを受講するまではVスプレットの理解が間違っていたのだが、第一次呼吸での屈曲伸展での動きに支点を作ることは、液の動きの方向づけを物理的に行うことも出来る事を知り、この理解があると結果が変わってきた印象もある。

パーカッションハンマーは決してマッサージの機械ではない、奥の深いアプローチである。

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