TYPE2病変と肋骨
TYPE2病変と肋骨
MMETの肋骨はとても複雑、でもね人間ってすごく複雑に動いてるので簡単には出来ないんです。
FRSだと伸展時正常可動側の肋骨が外方捻転を起こす、逆側の肋骨の内方捻転は少ない。(バックターンだから)
ERSだと屈曲時正常可動側の肋骨が内方捻転を起こす、逆側の外方捻転は少ない。(フロントターンだから)
肋椎関節の上下の動きを考えると理解できると思う。
純粋な脊柱の回旋とは違った動きになる。
捻れが大きいほど肋骨は硬く感じるだろう
だが呼吸のチェックで可動制限が発見されるのは関節の制限側である、触診で見つけられる大きな捻じれと、ステップ呼吸と脊柱の屈曲伸展で見つかる制限側は逆になるって事を理解して欲しい。
この理解があれば肋骨からの脊椎の病変のダブルチェックになるし、脊椎病変を修正しても残存しやすい骨内ストレインの場所も予測がつくだろう。
MMETで肋骨を施術するなら骨内ストレインの技術は絶対必要だと思われる。