筋肉エネルギーマニュアル第1巻発売

筋肉エネルギーマニュアル第1巻発売が発売されました。

22,000円

オステオパシーは感覚的ですよね?と言われたりしますが、オステオパシーは医学であり科学であるとも言われています。
確かにエビデンスのとても追いつかない、繊細な訓練された感覚の部分もオステオパシーには存在します。
この筋肉エネルギーマニュアルは、関節の可動制限がなぜ起こるのか、アプローチは何に対してどのようなシステムで改善されるのか、などが詳細に記載されている、究極なメカニカルについて書かれた書籍です。

他のテクニックのベースともなる考え方でもあります。

大きな特徴として、視覚を重要視していて感覚に頼らない事、全体像のスクリーニング検査の重要性、一次性なのか二次性なのか、バリアコンセプト、地球の自転(コリオリ)の影響のよる起こりやすい体のパターンなども記載されています。
筋肉エネルギーは使っているけど、創始したミッチェルの考え方を理解している方はほとんどいないと思われます。

この書籍には何故?が詳細に書かれている素晴らしい書籍です。

翻訳監修にかなりの苦労をいたしましたがようやく発売になりました。理学療法士の方にも理解していただけるよう訳語も配慮しています。

近年単純化された施術がクローズアップされがちなのですが、このミッチェルMETは真逆です、とことん細分化され人間はとても複雑な構造なのだってことがわかり、それに対応するにはその状態に合わせたアプローチが必要なのだってことが理解できます。

第2巻では胸椎と肋骨の関係性が語られていますが、オステオパシーの中でもこれほど細かく肋骨病変を分類してアプローチしているテクニックは存在しません。呼吸に密接に関係する肋骨、そして横隔膜を介して循環にも大きな影響を与えている部分ですのでその重要性は大きいことでしょう。

余裕のある方はカパンディとLeeの胸郭/骨盤帯とあわせて学ばれるとより理解が出来ると思います。

内容について理解できない部分は、JOAセミナーにて質問していただければと思います。私の分かる範囲でお答えいたします。

第2巻も秋頃発売予定です。

JOA通販サイトのみでの販売です。

 

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