踵骨の骨内ストレインが下肢に与える影響
変形性膝関節症になってしまうとアライメントがどんどん悪くなっていってしまいます。
負荷がかかれば変形がどんどん加速するしストレスがかかれば半月板も損傷しやすくなります。
そんな状態ではやはり歩行もおかしくなっていきます。
足関節も影響がでてきて、アーチ形状などにも変化が出てきます。
膝や足関節の可動域を付けて機能として良い状態に修正しても、何かスッキリしない感じが有りましたが、大腿骨・脛骨・腓骨・踵骨のストレスや、外傷による骨そのものの変形を修正することで大きな改善が見られるケースが沢山あります。
骨はコロイド流動性があり生きています、変形を起こすわけですからその逆の再成形も可能です。
ミッチェルのMETを学んでこのアプローチを覚えてから骨=硬いものって概念がなくなりました。
オステオパシーの面白さはこのようなアプローチも有していることです。
踵骨の骨内ストレインが再成形されると歩行も相当変わります。
FTAのラインにちゃんと荷重させるには、踵骨の骨のねじれ自体を修正しなければうまくいかないだろう。
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