C2の重要性

学生時代C2は目の問題と関係していると聞いたことがあるが、その詳細な理論の説明はなかった。
当時は目に問題があればC2を施術していた、今考えればパターン的なアプローチで何も考えてなかったなと反省。
頚椎からの神経を考えるとC2は関係ないのになんでと思ってはいた。

C2には硬膜の付着があり、硬膜が視神経を包み込む関係から影響があるのだろう。硬膜に緊張が現れると視神経を介して眼球に硬さが現れるし。

硬膜の付着からC2はかなり問題を抱えてることが多い、頭部や脊柱の両方の支点にもなってくるからだろう。
筋へのアプローチだけでは解決しないことも多いと思われる。
C2の分節の問題で硬膜が緊張すると考えるより硬膜の緊張があるからC2に影響が出やすいのだろうと思う。
C2のSDをリリースしても再発することが多く、頭蓋の硬膜をリリースしたほうがC2のSDは再発しにくい気がする。

もちろん下部からの影響もあるので仙骨の問題もリリースしておくべきだろう。SBSと仙骨の関連性を考えてもC2は重要な支点となる。
あくまでもC2に硬膜が付着してる場合で、解剖してみるとかなり違うらしいのでその人の付着部分と考えることは必要だろう。

ロッシング先生のアーバックル頭蓋セミナーを受講して、頭蓋縫合の可動制限があるから硬膜の緊張が生まれるのではなく、
硬膜の緊張が頭蓋縫合の可動制限を生む方がしっくり来る感じがして考え方が変わった。
外傷なんかは縫合の問題だろうけど。

以前に学生の卒論でC5/C6が過伸展して突っ込んでると視力が悪くなりやすいみたいな卒論があった。
これはなんでだろう?とぼんやり思ってた
過伸展によって椎骨動脈の血流量が減る?→眼球周辺の血流不足→眼圧の変化?なのかな、おしり探偵みならって謎解きが必要 笑

 

 

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