大腿四頭筋の第3頭は存在するのか?

大腿四頭筋の第3頭は存在するのか?
第3頭は昔の解剖学所にはのっているものもあるが現在の解剖学書にはのっていない。
解剖の画像を探してみたが第3頭は存在していないようにみえる。
ゲーリングD.O.にこの第3頭へSCSのアプローチを行っているのか直接聞いてみた。DeepLを使うようになってからこれを駆使して直接話ができるようになった。
ゲーリング先生も気になって何例かここの解剖をしてみたそうだが、第3頭は見つけられなかったとの事、小殿筋と分離できないのか存在しない遺体だったのかはわからない。
もし第3頭が存在するなら反転頭のアプローチとは違うポジションになるだろうと。
反転頭のアプローチはテキストにはのっていなくてセミナーで教わった。(これも昔のやり方からかなり変化していた)
第3頭が存在するとしたら、TPは小殿筋と同じようなポイントでもっと深層になるだろうからなかなか判別が難しいと思われる。
小殿筋のTPでリリースポイントに持っていっても痛みが残るのであれば可能性は高いのかもしれない。
どんなポジションに持っていったら弛緩するのか?
股関節は屈曲(軽度なのか90度なのかどの程度で一番弛緩するのかわからないが伸展ではないだろう)膝に枕入れるぐらいでよさそうな気がする。
やや外転の方が弛緩しそう
あとは内旋だろう
そう考えると、やや外転で軽度屈曲位、閉鎖膜へのアプローチのようなやり方で、下方ではなくやや上方へ方向づけすると良さそうな気がする。

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