肋骨機能障害

ミッチェルMETほどオステオパシーの中で詳細に肋骨が語られているものはない。
脊椎由来の二次的な肋骨病変
FRS/ERS/ダブルERS・FRS/ERSとFRSの混在型
肋骨自体の構造的な病変
上方・アングル異常(上部)斜角筋のARTを伴う上方
前方・後方・捻転・前後圧縮・側方圧縮・肋軟骨と肋骨の機能的分離
これら全てに骨内ストレインが伴ってる可能性もある。
これに更にグループでの呼吸病変まで
分節の可動制限側の肋骨は、屈曲伸展ポジションによって呼吸運動制限が起きるが、肋骨の変形が大きいのは制限の無い分節側。
屈曲伸展だけではなくダブルチェックで側屈をくわえる意味の理解。
学生は覚えるのは大変だろう。
でもそれだけ肋骨は複雑で単純ではないってことなんだと思う。
脊柱の延長である肋骨を使った脊柱の可動性検査ができるようになれば精度はかなり高いのかも知れないと思う。
こういった基礎的な理解をしっかり持っていないと、国際セミナーのデモで先生が何を狙って何の治療をしているのかさっぱりわからないだろう。

#ミッチェルMET #MET #筋肉エネルギー #骨内ストレイン #機能的分離

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