MMET理論とSCSのテンダーポイントの考察③
将来SCSのインストラクター試験を受ける予定なので同僚の中島先生のSCSセミナーを毎回受講して学んでいます。
昨日のSCSセミナーで坐位での胸椎のポジショニングで感じた事がありました。
それは矢状面での屈曲・伸展の要素をいつ導入すべきなのかです。
MMETのスタートポジションと、SCSの弛緩ポイントは脊柱では微調整の違いはありますがほぼ同じになると思います。そう考えた場合、まず矢状面でのピンチギャップを作ることを行えば関節面の接触による制限が外れて綺麗に側屈出来るようになります。
昨日練習していて思いましたが、最後に矢状面の動きを導入すると最初の側屈は本来のポジションまで行けないでしょう、ラストに導入した矢状面の動きも制限された状態での小さい動きにしかならず難しくなるなと。
フライエットの法則Ⅲです。
順番として矢状面の動きと回旋でニュートラルを作り、側屈を加えていくとしっかりと病変を誇張出来るポイントにもっていけると理論的にも思われます。
MMETの理論を理解し、SCSアプローチに応用していくってのは理にかなっているのかもしれません。