PSIS屈曲テストの理解

The Muscle Energy Manual Vol3には北半球では仙骨捻転病変はLonLが90%以上と書かれている。

また仙骨の屈曲病変は北半球では左方側の屈曲が大部分であると記載されている。
南半球では逆になるのだろうか?確か柿崎先生も北半球と南半球の寛骨の骨形成の違いを話していた気がする。

人骨を何体か計測したのだが、その人骨が北半球の人だったのか南半球の人だったのかは不明だったり奇形のサンプルだったりで、データの信頼性がとれなかった。

当時私が学生だったとき、METの講義で日本人は正座や床での生活が多いのでRonRの方が多いのよと言われたのだが、理論がサッパリ分からずなんでよ?と思っていたというより聞いてなかったかも 笑
おまけに質問すると逆ギレで怒られた。
その時代に比べて今の講義内容は相当良くなっていると思う。

METの詳細を理解するのに結局10年近くかかったし、今でも難解なところは沢山有る。
The Muscle Energy Manuaに出会わずにグリーンマンのテキストだけだったら一生理解出来なかったかもしれないな。
禁断のPSISの屈曲テストの詳細に足を踏み込むも、どうしても理解できない点が2つほどあり秋のMET国際セミナーでカイ先生の来日が待ち遠しい。
0陰性 1~3陽性の細かい移動距離分類での立位・座位検査を理解するのはなかなか難解である。
偽陽性・偽陰性・持ち越し効果にグレードが3種類加わるわけだから。

日本で聞ける人がいないのがね。

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