骨内ストレイン
骨流動学
ミッチェルのMETでは骨内ストレインといったアプローチが存在している。これは骨そのものへのアプローチである。
外傷や長期的なストレスによって骨も変化していってしまうが骨も流動体であるので再成形が可能である。
骨の再形成は、条件が揃えば数秒から数分で起こりうるようだ。(硬い骨、密な部分が流動化したような感覚がある)
アプローチによって骨の再成形を効果的に起こすにはある程度条件が必須であるようだ。
・最適な体内循環
・とてもゆっくりとした軽い力でのアプローチ
・頭蓋リズムの振動( CRI ) 伝達を妨げる組織の緊張の除去
決して強い力ではない!
CRIの伝達を妨げる組織のリリースができてないのに骨内ストレインを行うと激痛になったりするのを何例も見てきた。
しっかりと手順を踏んで行えば素晴らしい結果が出るのだがそれを行わないと大変なことにもなりうる。
使い方次第だ。
基礎的なMETが出来ていないのに骨内ストレインにアプローチするのは問題が出るであろう。
なのでアドバンスの領域なのだと思う。