SCSクロスパターン

2019AAOにてゲーリング先生に腸骨筋からの連携と逆側後面の腰方形筋からの連携がなぜクロスになることが多いのか、自分なりの考え方をぶつけてみた。

立位にて短下肢側にウエイトが乗るので、骨盤帯は短下肢側に移動する。これによって短下肢側の臀筋は緊張することになるので当然梨状筋も収縮してる。

短果枝側下肢側にウエイトが乗って骨盤のスライドが起こるので腸骨稜は高い位置になる。

逆側は長下肢になりAS傾向になる、立位にて短下肢から長下肢への傾斜が生まれ、仙骨は側屈を起こす。

この仙骨の側屈から腰椎のカーブが生まれる

腰椎カーブ谷側の腰方形筋は短縮する、腰椎カーブの凸側の大腰筋も短縮して腰椎を引っ張る構造になる。
前側の短縮はASの腸骨筋と腰椎凸側の大腰筋腹直筋(神経支配)の連携になる。

後ろは腰方形筋・LP5L(臀筋やSIJO下面の靭帯はストレッチでダイレクト)梨状筋と連携となる。
LPL5は何でL5なんだろうってところから、L5からの多裂筋浅層と大臀筋のつながりと張力によってちょうどLPL5のところに疼痛がでるのでは?と聞いてみたがこれはうまく伝わってないようで、明確な回答は得られなかった。

さらに骨盤の側方移動から長下肢側は土踏まず内側にウエイトが乗るの外旋傾向になりやすい。
これも私の考えていなかった事だった、短下肢側の外旋筋である梨状筋が短縮してるので、短下肢側の股関節のほうが外旋していて内旋に抵抗があるんじゃないかと思っていたから。でも見てる物が違ってたんだなと納得。

そしてここからミッチェルのLonL理論と照らし合わせるとどのように考えるかって質問には、ゲーリング先生もちょっと考えて見るので宿題として時間を!との事でまた次回議論したいと思います。笑

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